日本航空普及協会

自社養成

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航空会社が直接採用する自社養成パイロット

自社養成パイロットで航空会社に入社するには

自社養成とは、定期便を運航する航空会社自らがパイロット要員を募集し、自社でパイロットとして訓練・養成する
方法である。合格者は社員として入社するので、訓練中も給料をもらえるという点で、授業料を払う航大と異なる。
(1)受験資格概要
(全日空の場合)
●学歴―4年制大学を卒業または大学院(修士課程)を修了見込み
●身体的条件
(1) 各眼の矯正視力が1.0以上(裸眼視力の条件はない)
(2) 各眼の屈折率が-4.5~+3.5ジオプトリ内であること(屈折矯正手術、オルソケラトラジー、レーシックを
受けていないこと)
●過去に全日本空輸の自社養成パイロットを受験していないこと
●TOEIC600点程度以上の英語力を有すること(証明書の提出はない)
(注)自社養成では受験チャンスが1回だけの会社もある。例えば、ANAは既卒対象の募集をすることがあるが、この場合も、ANAを新卒で受験したことのある人はANAの既卒は受験できない。
(注)自社養成の場合、受験資格や身体条件に各社微妙に違いがあるので、各々の航空会社に直接問い合わせてほしい。
(2)試験内容
(全日空の場合)
●エントリー審査―WEB基礎適性検査、会社説明会、書類選考
●1次試験―集団面接、心理検査Ⅰ、航空適性検査(初期検査)
●2次試験―航空適性検査(操縦模擬ツール)
●3次試験―個人面接、心理検査Ⅱ、身体検査Ⅰ
●4次試験―航空身体検査Ⅱ
●5次試験―役員面接、英語コミュニケーション能力テスト

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